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2008.01.09 (Wed)

ずんだ

テレビ見ながら黙々と枝豆のさや取りと薄皮剥き。
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何を作ったかと言うと…。

コレ。
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ずんだもち~♪(ドラえもん風)

宮城県の食べ方なんだっけ?
実は今まで食べたことないんだけどね。なんとなく作ってみたよ。

茹でた枝豆をさやから出して、薄皮も取って、少し形が残る程度に潰す。
それに砂糖を加えて餡のできあがり。

お餅は茹でて、つきたてのお餅みたいに柔らかくなったら黒ゴマを加えて成型。
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本物のずんだもちとは別物かもしれないけど、これはこれで美味しかったよ♪
食べきれない分はラップをして冷蔵庫 INN☆
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2008.01.09 (Wed)

Step

軽めの夕食を取った後。
テレビで介護の番組を見ながら、茹でた枝豆のさや取りと薄皮剥き。

介護とか死別とかの番組って、綺麗ごとばかりが語られるものが多くてキライ。
いかにも前を向いて頑張ってます~みたいな部分だけ出してくるのがキライ。
その裏っかわにある葛藤や、心の中のドロドロした部分が削られてるのが多いし。

そういう番組や本を見ると、自分がとっても嫌な人間に思えてしまう。

前を向くためのとてつもないパワーの出どころが、負の部分だったりもすること。
自分と向き合い、自分の「負」を抱え込んで、ようやく頑張れるってこと。
心の中では嫌なことを考えてたりする。でもそれは特別なことじゃないんだってこと。

そういう部分もきちんと伝えなければ…。
今頑張ろうとしている人たちの、本当の支えにはなれないんじゃないかと思う。

綺麗ごとばかりの番組を見ていると、自分が惨めになったり。
自分はきっと最低な人間なんだ。って気分になったり。
みんな頑張れてるのに、私はなぜ頑張れないんだろうって思ったり。
だから時期尚早なのに頑張りすぎて疲れてしまったり。

そういう部分で、何気なく見ていたその番組はとてもよく作られていた気がする。

介護に疲れ、他人と比べてしまった人。
苦しさに暴言を吐いてしまい、相手を苦しめてしまった人。
疲れきった状況で、相手の首に思わず手をかけてしまった人。

だけど周囲に助けを求めることで、自分らしさを取り戻せる日がくること。
苦しさの中でも、幸せを感じられる瞬間がきっと来るんだってこと。

涙は出なかったけど、きっと誰かの力になれる番組なんだなって思った。

あー。自分と同じことを思ったり、してしまった人が、私以外にもいるんだな。
そんな共感性って大切だし、そういう人に寄り添える番組なんだろうなって思った。

医療や介護の現場でもよく聞いていた言葉。
「もし私が家族だったら、こんな風にしてあげられるのに。」
「もし私ならこんなことはしないのに。」

私は今でもこういう言葉だけは使わないようにしている。
どんな酷い事例に向き合っても。

だって私は、その家族にはなれないし、その本人にもなれない。
その本当の気持ちは分からないし、本当の辛さも分からない。
酷似した他の事例と比べたことろで、人それぞれの背景は違ってる。

だからこそ、私にできるのは、その人にただ寄り添うことだけ。
私はちっぽけな人間だから、他には何も出来ない。
偉い先生たちみたいに助言もできなければ、分析も出来ない。

ツライとき本当に欲しかったのは、ただ一緒に泣いてくれる人。
正論を振りかざしたりすることなく、今の自分を認めてくれる人。
そんな人がいてこそ、その後に頑張れる勇気が湧くんだって信じてる。

私は、次へのステップの踏み台みたいな存在でいい。
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