2007.05.16 (Wed)
企画と行動力
ずっと悩んでいたことがあって、誰に相談していいかわかんなかった。
平たく言えば、「自分は何者?」ってこと。
…まぁ、本当はいろんな絡みがあって、もっと深いんだけどね。
昨日、あるCPと二人で話していて、ちょっとだけ弱音を吐いた。
そのときに、ちょうどCPのボスがリハ室に帰ってきた。
なんとなくの流れで、そのCPにも話すことになってしまった。
「自分は何者?」ってことについて。
病院では、この職業の先駆者として道を切り開くのが大変。
しかも私には保険点数がなくて、病院に直接の利益が生み出せない。
かなり良い条件で雇われておきながら、貢献できてない自分。
生産性もなく、自分のカラーを出せないでいる私って…何者?
実は、こないだ職場で呑みに行ったときも、その話になった。
雇用されるときに、事務長は私をとても評価してくれていた。
だから今何も出来てない自分が恥ずかしく、事務長の顔をまともに見れない。
…と。
私の話を聞いた、新しいPSWが言っていた。
「それ、分かります。面接で自分を売り込んで採用されたものの、今の自分の仕事がその評価に値するかが不安です。」
『そうか。みんな同じなんだ。』
そう思ったらスッと胸のつかえが取れ、一年越しの不安も薄れてしまった。
でも、それからの日々は、それまでの日々と同じで。
私からのアクションはほとんどなく、何かの企画が上がれば、「私がやります」「私にもやらせてください」と、他人のレールに乗っかるばかり。
私のカラーは出せず。フリーでやってた頃が夢だったかのよう。
あの頃のモチベーションって凄かったんだな…なんて他人事に思える。
そんな私に、CPのボスが言った。
「私も、この病院ではこの職種の先駆者だったのよね。初めての職種で、どこにもレールがなくて、最初は何をやっていいか分からなかった。そりゃもう不安だった。でも、何かやらなきゃ何も変わらないし、何も始まらない。あなたにしか出来ないことを見せていかなきゃ、何も変わらないと思うよ。」
と。
それは自分でも分かってる。
でも、私には点数がないからお金が取れず、還元できるものがなくて。
「私の職種も当時はそうだったのよ。でも、サービス(保険点数が取れず、お金にならない活動のこと)でもいい。そんなの分かってて雇ったんだ。好きなようにやれ。自分の思ったように動け。失敗しても、病院全体でフォローできる。そんな風に上に言われてて、今までどうにか道を作ってきたの。だから今ではようやく下も育ってきた。自分の足で立っていける人が最終的には残れる世界なわけだから。もっと自分の思ったようにやったらいいよ。」
その言葉が私を後押ししてくれて、なんだかすごく心が軽くなった。
早速ある企画案が浮かんだ。今朝、主任に話してみた。
お昼には事務長からの許可も出て、他のスタッフの協力も仰げた。
驚いた。思ってた以上に、凄いバックアップ体制だ。
ホント、案ずるより生むが易し。
足りなかったのは私の行動力のみ。
私からの金銭的な還元なんて、最初から誰も望んでなかったんだ。
保険点数やエビデンスに振り回されて、私は大切なものを見失っていた。
平たく言えば、「自分は何者?」ってこと。
…まぁ、本当はいろんな絡みがあって、もっと深いんだけどね。
昨日、あるCPと二人で話していて、ちょっとだけ弱音を吐いた。
そのときに、ちょうどCPのボスがリハ室に帰ってきた。
なんとなくの流れで、そのCPにも話すことになってしまった。
「自分は何者?」ってことについて。
病院では、この職業の先駆者として道を切り開くのが大変。
しかも私には保険点数がなくて、病院に直接の利益が生み出せない。
かなり良い条件で雇われておきながら、貢献できてない自分。
生産性もなく、自分のカラーを出せないでいる私って…何者?
実は、こないだ職場で呑みに行ったときも、その話になった。
雇用されるときに、事務長は私をとても評価してくれていた。
だから今何も出来てない自分が恥ずかしく、事務長の顔をまともに見れない。
…と。
私の話を聞いた、新しいPSWが言っていた。
「それ、分かります。面接で自分を売り込んで採用されたものの、今の自分の仕事がその評価に値するかが不安です。」
『そうか。みんな同じなんだ。』
そう思ったらスッと胸のつかえが取れ、一年越しの不安も薄れてしまった。
でも、それからの日々は、それまでの日々と同じで。
私からのアクションはほとんどなく、何かの企画が上がれば、「私がやります」「私にもやらせてください」と、他人のレールに乗っかるばかり。
私のカラーは出せず。フリーでやってた頃が夢だったかのよう。
あの頃のモチベーションって凄かったんだな…なんて他人事に思える。
そんな私に、CPのボスが言った。
「私も、この病院ではこの職種の先駆者だったのよね。初めての職種で、どこにもレールがなくて、最初は何をやっていいか分からなかった。そりゃもう不安だった。でも、何かやらなきゃ何も変わらないし、何も始まらない。あなたにしか出来ないことを見せていかなきゃ、何も変わらないと思うよ。」
と。
それは自分でも分かってる。
でも、私には点数がないからお金が取れず、還元できるものがなくて。
「私の職種も当時はそうだったのよ。でも、サービス(保険点数が取れず、お金にならない活動のこと)でもいい。そんなの分かってて雇ったんだ。好きなようにやれ。自分の思ったように動け。失敗しても、病院全体でフォローできる。そんな風に上に言われてて、今までどうにか道を作ってきたの。だから今ではようやく下も育ってきた。自分の足で立っていける人が最終的には残れる世界なわけだから。もっと自分の思ったようにやったらいいよ。」
その言葉が私を後押ししてくれて、なんだかすごく心が軽くなった。
早速ある企画案が浮かんだ。今朝、主任に話してみた。
お昼には事務長からの許可も出て、他のスタッフの協力も仰げた。
驚いた。思ってた以上に、凄いバックアップ体制だ。
ホント、案ずるより生むが易し。
足りなかったのは私の行動力のみ。
私からの金銭的な還元なんて、最初から誰も望んでなかったんだ。
保険点数やエビデンスに振り回されて、私は大切なものを見失っていた。
スポンサーサイト
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
| BLOGTOP |