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2009.05.02 (Sat)

花祭り

今年の5月2日は、旧暦の『4月8日』にあたります。

さらに今年は、『八十八夜』でもありました。
茶摘ですね(^^)



さて、4月8日というと…

200905021046000.jpg

お花祭り。

ご存知ですか?お花祭り。
灌仏会(かんぶつえ)とも呼ばれる、お釈迦様のお誕生日です。

この日に、花御堂をつくり、真ん中のお釈迦様に甘茶をかけます。

200905021046001.jpg

昔、妹が近所の仏教保育園に通っていたので、私も何度か飲んだことがあります。
ものすごく甘くて、小さい頃はこのお茶が大好きでした。

そんな話を職場でしたところ、患者さんたちも「美味しかったよね」との話に。
花祭りのときに近所のお堂で飲んでいた話などをしてくれました。

そして、「もう一度飲んでみたい」ということになったのです。

そこで職場のスタッフに色々聞いてみたのですが、けっこう知らない人が多い。
どうやら、今この風習を受け継いでいる地域が近くにないようです。

もしかしたら仏教保育園などに行けばあるのかもしれませんが、伝がありません。

考えあぐねていたときに、フッと思い出しました。


「そういえば、山江村では花祭りをやっていたようが気がする!!」


膳は急げ。
まだ3月頃でしたが、すぐに松本さんに電話しました。
そして、花祭りの行なわれる日程や場所を調べていただきました。

そういう過程を経て、ようやくたどり着いた花祭り。
山江村万江の、城内地区の花祭りです。

20090502104600-2.jpg

この日は、朝6時から花御堂を建て、準備されたそうです。
お花もイキイキ!!

200905021102001.jpg

屋根にはお花がたくさん飾ってありますが、しゃちほこのように見えるもの分かります?

これは、方言で「蛇の杓子(ヘビノシャクシ)」と呼ばれる野草。
ちょっと調べてみたら、正式には『ムサシアブミ』というそうです。

今使っている花御堂は新しく造りなおしたものだそうで…。

200905021111000.jpg
これが、昔の花御堂。カッコイイ!!

天井裏には壁画のようなものが描かれており、足は猫足。柱には彫刻。
昔の人たちの、信仰心やこのお祭りに対する気持ちが伝わってくる作品です。

このお堂には、重要文化財がいくつもあります。
200905021101000.jpg
特にこのワニぐちは、球磨地域で最も古いものなんだそう。

お堂自体も建立から450年だったかな。。。
古(いにしえ)の息遣いを今に伝え、現代でも地域に親しまれるお堂です。

200905021102000.jpg
ご本尊様。

200905021110000.jpg
お釈迦様が亡くなった時の様子を描いた絵。

200905021101001.jpg
住んでいるときには来た事がなかった花祭り。
いつも通っていた道にあるお堂なのに、私は気付かずに過ごしていたんだなぁ。

200905021113000.jpg
松本さんも会いに来てくださり、城内の方たちとの会話も弾み…。
山江を離れてずいぶん経つのに、私の名前や職業を覚えてくださった方もいて。

ゆるりとした素敵な時間が過ごせました。

このあと甘茶を土産に職場へ戻り、持って帰ったお茶を冷凍。
連休明け、患者さんたちといただきたいと思います。



お堂の脇に咲く、ガクアジサイにそっくりな甘茶の花
この甘茶の葉を、丁寧に手で摘み取り、お茶にします。

さらに城内地区ではアク抜きをするそうで、そのお味はまろやか。
城内の方たちのように、優しくてほっこりできるようなお味です(^^)



松本さんをはじめ、城内のみなさん、ありがとうございました!!
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23:59  |  日常 Daily life  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

*Comment

素晴らしいものを見させていただきました
まるで私まで参加したかのような気持ちでいっぱい…
そちらは旧暦で催されるんですね
こちらでもお寺や仏教系の幼稚園などでやりますが
今の暦で催されるのが一般的だと思います。

残されている御堂や仏具はもちろん
行事を丁寧に伝え、営む地域の方々には頭が下がりますよね
ふーみんさんは本当に
インスピレーションと人との巡り合わせが最高だと思います!
ぷる |  2009.05.03(日) 23:50 |  URL |  【コメント編集】

たしか保育園などでやる花祭りは
こちらでも現在の暦でやるのが一般的だった気がします。
でもこの山江村では、どの地区も旧暦でやってるそうです。

そういえば
小さな村の山奥の、小さなお堂に
どうしてこんな立派なご本尊さまがいらっしゃるのか
とっても不思議だぁ~って話をされていました。

450年前の人たちが階段をかけ上げって来る様な気がして
最後の写真を撮りました。
着物を着た子供たちが走って来る姿が目に浮かびます。

きっとこのお堂は人々の心のよりどころとして親しまれていたんでしょうね。
そしてその血を受け継いだ人たちが守っているんですね。

すごく不思議。歴史って本では断片的だけど、繋がってるんだなぁって。
ふーみん |  2009.05.06(水) 00:33 |  URL |  【コメント編集】

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